リード125のファイナルギアオイルの交換
通常ファイナルギアオイルは5年は交換しなくて良いです。
しかしながら、現在走行距離が1万5千キロ走って、走行時の音も納車から1万3千km位までは変わらず、
右側から静かなマフラーの排気音。左側からはクラッチやドリブンやファイナルのキュイーンというジェット機のような音。
最近だんだん左側のその大きめのトゲトゲしい音が、かなりマイルドになってきてかなり静かになって来ました。
やっと馴染んできたのかなという印象です。
ちょうどカブのオイル交換をして100%化学合成オイルが少し余ったのでファイナルギヤオイルの交換をしてみました。
出てきたオイルはキレイなもので金属っぽい感じも無く、やはり必要なかったかも知れません。
しかしながら良いオイルのせいか音がさらにマイルドになり、いい感じで結果として良かったと思っています。
準備するもの
・新品のオイル約0.08lくらい(ホンダ ウルトラE1 10W-30推奨)
・新品の銅ワッシャー 8mm 2個(最悪変形が無ければ再利用)(90495-MN5-000)
・廃油のオイル受け
・オイル差し(100均園芸コーナーにて入手)
・トルクレンチ(できれば)
1・チェックボルトとドレンボルトの位置を確認します。銅ワッシャー(8mm)(90131-883-000)
エンジンはあらかじめ暖機運転して、停止してから3分程度おきます。
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2・まず廃油のオイル受けを用意します。写真のようにビニール袋などでタイヤなどに付かないようにすると良いでしょう。
ボルトの周辺はあらかじめキレイに掃除しておきましょう。
3・ドレンボルトを抜くとオイルがたらーーっと出てきますのでうまく排出します。
この時軽くタイヤを回してあげると良いでしょう。
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4・オイル差しに80ccくらいオイルを用意します。PCXの半分の量しか必要ないみたいですね。
5・オイルが抜き終わったら新品の銅ワッシャーとドレンボルトを取り付けます。
この際にドレンの周りはオイルだらけなのでキレイに拭いておきましょう。
締め付けトルクは23 N.mですが、ボルトがオイルで滑るのでトルクレンチの過信は禁物です。
オイルで滑ってるなと思ったらトルクレンチで締め過ぎる可能性があるので注意しましょう。
6・オイル差しでオイルをちゅーっと入れます。
少し多めに入れて余分な分がチェックボルトから溢れてくるので軽くタイヤを回してから止まるまで待ちます。
できたらチェックボルトを締めます。
オイルが垂れてますのでキレイに拭いて下さい
ボルトの締め付けもドレンボルトと同じようにします。
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7・オイル受けを外して終了です。
廃油は必ず適切な処理をしてください。
他の部分の点検を兼ねて購入したバイク店にてのオイル交換を強くお勧めします。