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LEAD125のフロントブレーキパッドの交換

7月に購入したドリームにて1年点検を実施して、点検時にブレーキキャリパー分解掃除をしていただき、
パッドが半分ほど減っていると聞いていて、このペースなら2年くらいで交換かなと思っていました。
しかし、7月の終わりにフライフィッシングなど始めてしまい、その後山道や峠道など走る機会が非常に増えていて、
いつの間にかブレーキパッドがかなり減ってしまっていたようです。
ブレーキのガリガリ音がして気づきました。こまめに点検しないといけないですね。
ちなみに走行距離は17,000kmです。

そんな訳で急いでフロントブレーキパッドの交換です。
純正部品は翌日には届くのですが、ちょっと高いですね。5千円弱します。
どうもノーマルのパッドはガリガリするしタッチも悪いなと思っていたので、安い社外品を購入です。
購入したのはキタコ(KITACO) ノンフェードディスクパッド [品番] 770-1430100です。
PCXと一緒なので色々選べますね。中でも安いコレなら2217円で気軽に交換できそうです。
※私は自分でやっていますが命に関わる重要なパーツなのでちゃんとしたお店で純正のパッドを交換してもらって下さい。

ほんとに簡単にパッドを交換するだけであれば、キャリパーのパッドピンを外して、パッドを引き抜き、
ピストンを押し戻して、新品のパッドを付けて、ピンのストッパリングを新品に交換して、パッドピンの軸にシリコングリスを塗って、
閉め込んでおしまいなのですが、キャリパーのピストンはカスでかなり汚れているので、そのまま押しこむとあまり良くないです。
なのでここではキャリパーを外して洗浄してから交換したいと思います。

必要な新品パーツは、
ブレーキキャリパマウントボルト2本(90155-KSP-900)
ブレーキパッド1セット(06455-K12-911)
ストッパリング(45111-MAJ-G41)

必要な工具は
12mm,8mmのソケットレンチとトルクレンチ(30N.mと18N.m)。
キャリパー掃除用の歯ブラシ、綿棒。
シリコーングリース
ヤスリ(100均でOK)

今回マウントボルトとストッパリングは再利用してしまっています。
パッドを使い果たしてしまっているので、次回はローターもろとも交換が必要かも知れませんね。



1・まずキャリパーマウントボルトとパッドピンを緩めます。

CIMG0544.JPGCIMG0544.JPG

2・キャリパーを外すとブレーキホースにぶら下がってしまうので、下にキャリパーを置く台を用意してから、

マウントボルト2本を外して、キャリパーを取り外します。
この時キャリバーが落ちないよう最後の一本を抜く時は注意が必要です。
CIMG0547.JPGCIMG0547.JPG
片側のパッドはまだ余裕がありますね。これが騙される原因だったのですけど、
裏側のパッドは限界でも前から覗くとこの残ってるパッドが見えて、まだ余裕だなと思っていたのでした。
というかこの減り方はおかしな気もします。新車の時からタッチが悪いのと変なひきづり音がしていたのはこの辺が原因かも。

3・パッドピンを取り外してからキャリパーからパッドを引きぬきます。

CIMG0549.JPGCIMG0549.JPG
片側はかなり減っていました。ベースが削れてしまっています。
しかもナナメに減っていますね。

4・キャリパーを水洗いします。

この時フロントブレーキを軽く握ってちょっとだけピストンを押し出してやります。
同時にリアブレーキを緩めてコンピブレーキの真ん中のピストンもちょっとだけ押し出してやります。
リアブレーキを緩めるのはココ
CIMG0556.JPGCIMG0556.JPG
そしてキレイになったキャリパーをエアーで乾かしたりしてスッキリします。
CIMG0550.JPGCIMG0550.JPG

5・新品のパッド用意し、カドをヤスリで面取りします。

CIMG0546.JPGCIMG0546.JPG
ボケてしまっていました。

6・キャリパーのピストンの外周に薄くシリコングリスを塗ります。

綿棒などを使うとやりやすいです。
ここで必須ではありませんが、グリスを塗る前に軽くシリコンスプレーを吹きつけておくと良いです。

7・古いパッドをハメてからパッドとパッドの間にペンチの柄やドライバーなど入れてコジッてピストンをゆっくり押し戻します。

CIMG0551.JPGCIMG0551.JPG CIMG0552.JPGCIMG0552.JPG

8・新品のパッドをはめ込んでパッドピンの軸にシリコングリスを塗って軽く締めます。

そしてディスクを挟むようにして取り付けてマウントボルトを取り付けます。
マウントボルトの先端にはロックタイトを塗ってボルトが緩まないようにしておきます。
この時まずマウントボルトを締めてからストッパリングを締めます。
締め付けトルクは
マウントボルトが 30N.m
ストッパリングが 18N.m
SDカード不調で写真が撮れていませんでした。
CIMG0554.JPGCIMG0554.JPG
完成です。
フロント、リアそれぞれのブレーキレバーを何回か握って、ピストンを押し出してやります。
その後リアブレーキのネジを忘れずに締め込んで遊びを調節しておきましょう。

しばらくゆっくり走ってブレーキの具合を確認しながら試乗してから、
ガタや緩みなど無いか確認しましょう。
また、数日走ってボルトが緩んでないか必ず確認して下さい。
突然ブレーキが無くなった時の恐怖と絶望感を味わいたくなかったら、
しばらくの間はこまめに確認して下さい。

パッド交換後は変な引摺り音は無くなり、タッチも良くなりました。
純正のパッドが悪かったのか、パッドの組み方が悪かったのか不明ですが、
何となく安っぽくて気持ち悪いブレーキだったのが普通のいい感じのブレーキになってくれて良かったです。

※参考画像は他にもありますので画像一覧からご覧ください。

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