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LEAD125のリアブレーキシューの交換

走行31.000kmになり、リアタイヤの交換ついでにリアブレーキシューを交換しました。
普段の走行でリアブレーキをガッツリ使う事はあまり無く、車体を安定させるために軽く当てる程度の使い方がほとんどなので、あまり減っているとは思わなかったのですが、純正でも2,000円程度とそう高いものでもないので、タイヤ交換時に一緒に購入です。
こちらの
キタコ(KITACO) ノンフェードブレーキシュー SH-92N 770-1092010

リアシューの交換は、リアタイヤを外さないといけないため、マフラーも外しての作業となるので、タイヤ交換時に一緒にやってしまいます。
タイヤを外してみると、シューはまだ半分も使っていなかったようですが、この分だと交換は相当先になりそうです。
あまり減っていなかったら取っておけば良いと思っていたのですが、もう買ってしまったし、どうせならと変えてしまいました。


※私は自分でやっていますが、命に関わる最重要なパーツなのでちゃんとしたお店で交換してもらって下さい。

ブレーキシューの交換自体は、特に特殊な工具は必要ありません。
注意点としては、シューやドラム内に油分が付着しないよう作業する必要があります。
もし、付着してしまったら、パーツクリーナーをキッチンペーパー等に付けてよく落としましょう。

必要なパーツと道具は、
  • リアブレーキシューセット(06430-KWN-900)
  • パーツクリーナー
  • エアダスター
  • ブレーキ用グリス(万能グリスやモリブデングリスで十分です。)
必要な工具は
  • 掃除用の歯ブラシ、キッチンペーパーなど。
  • 面取り用ヤスリ(100均でOK)
  • 先の細いプライヤーなど

この他リアタイヤを外してからの作業になりますので、 リアタイヤの交換 時に必要な工具が必要になります。



1・まずリアタイヤを外します。

■ リアタイヤの交換 のページの手順3までを参照して、リアタイヤを外します。
するとブレーキシューが現れます。
CIMG0640.JPGCIMG0640.JPG

2・新しいシューを用意します。

CIMG0641.JPGCIMG0641.JPG
ここで事前に確認です。
シューの間にスプリングがありますが、このフックのかかっている方向は重要になります。
車体に取り付けた時に、フックが向こう側からかかるように取り付けますので覚えておいて下さい。
またここでシューの側面エッジの部分にヤスリを当てておくと、鳴き防止になります。

3・古いシューを取り外します。

取り外しは簡単で、シューを持って少々スプリングが伸びるように引っ張りながら、手前に折り曲げるようにすると簡単に外れます。
CIMG0642.JPGCIMG0642.JPG
この状態になれば外れています。

4・掃除をします

シューを外したら、車体反対側のリアブレーキ調節用のネジ(下の画像の右下)を少し緩めておきます。
CIMG0596.JPGCIMG0596.JPG
本体側やタイヤ側のドラムの中のカスをエアダスターなどで吹き飛ばし、パーツクリーナーでキレイにします。
シューが付いていた左右の軸の部分も、古いグリスが固まっていると思いますので、パーツクリーナーでキレイにします。

5・グリスを塗ります

左右の軸(右の丸い軸と、左の回転するカム平らな軸)とシューの当たる軸部分にグリスを塗ります。
シュー側の軸に当たる部分にもそれぞれ軽くグリスを塗っておきます。
シュー側の平らな部分は手が触れやすいので注意しましょう
グリスがシューの面に付かないよう注意して、もし付いてしまったら最後にパーツクリーナーで落とすのを忘れないようにしましょう。

ここで左の回転するカム軸の回転が悪いようであれば、調整用のネジを完全に外して確認し、ヒドイようであれば反対側のアームを取り外すとカムの軸が抜けますので、パーツクリーナーで古いグリスを落としてからグリスアップして元に戻します。
アームとカム軸のギザギザには位置決めが付いていますのでズレることはありません。

6・シューを取り付けます

取り付けは外した時の反対の要領で取り付けます。
まず向こう側からシューにスプリングを取り付けます。
そのままスプリングが外れないように折り曲げて取り付けるのですが、外す時は下側からでも上側からでも同じでしたが、取り付ける時はスプリングの関係で、

  • 上側のシューを手前に折り曲げて
  • そのままの形で、下側のシューを本体にセットして
  • 下側のシューを押えながら、上側のシューを引っ張りながら
  • 軸の近くを上に持って行き軸に乗せて
  • パタンと向こうに倒して取り付けます

ここでスプリングが外れるかも知れませんが、先の細いプライヤーでハメましょう。
ただ、シューをはめてからスプリングを掛けるのは至難の業なので諦めてやり直しましょう。
CIMG0643.JPGCIMG0643.JPG

7・念の為シューの油分を取っておきます

シューの取り付けに苦戦すると、意外とシューに手に付いた油などが付着していると思います。
大丈夫でも念の為キッチンペーパー等にパーツクリーナーを付けてシューの面をキレイにしておきましょう。

8・反対側のブレーキアームを元に

取り付けが終わったら、反対側のブレーキアームを動かしてみて、ブレーキの動きを確認しましょう。
問題なければ調整用ネジを取り付けてシューが動かない程度にねじ込んでおきます
以上でブレーキシューの交換は終了です。
後はリアタイヤの交換の手順でタイヤを取り付け、マフラーを取り付け、完了したら最後にブレーキの遊びを調整します。
走りだす前に、必ず車体を手押しで動かしてブレーキの動作確認を実施しましょう。

しばらくゆっくり走ってブレーキの具合を確認しながら試乗してから、問題ないか確認して下さい。

※参考画像は他にもありますので画像一覧からご覧ください。

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